再挑戦
新しい年度です。
私は再び大学に通うことを決心しました。
休学と復学を繰り返し、「もう卒業も資格もないまま終わってしまうのではないか…」と絶望していたのですが、親や病院の先生のサポートのおかげで「○○がしたい!」という気持ちがよみがえってきました。
鬱の状態が酷い時には何もかもがどうでもよくなり、将来のことは何も考えられなくなるので、将来のことを考える気持ちや欲求が出てきたことは私にとっては大きな進歩でした。
大学では保育のことを学んでいて、将来は子どもたちの生活のサポートをしたいという漠然とした目標があります。
その目標を確かなものにするために授業に全集中で取り組みたいです。
この先、また途中で調子が悪くなってしまうかもしれないけれど、この決断は間違ってはいないと思います。
両親や病院・学校の先生方、周りの友達の皆が支えてくれるおかげで今の私がいるので、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいです。
皆様も決して無理はせず、自分のペースでぼちぼち頑張っていきましょう。
“ぼちぼち”が大切🌼
白湯と筋トレ
今週のお題「あったか~い」
朝晩がとても寒くなってきましたね。
私があったかいと思えるものは朝起きた時や寝る前に飲む白湯と、昼間に行う軽い筋トレです。
なぜお茶でななくて白湯なのか、美容にいいとか聞きますが単純に水が好きだから白湯を飲んでいます。緑茶や紅茶を飲むときもありますが口の中に味が残るのが苦手なので頻繁には飲みません。基本は水か白湯ですね。今の季節に白湯は最適で身に染みます。
先月末からダイエット目的で筋トレを始めました。
服用している薬の副作用で激太りしてしまい、ショックを受けたのでYouTubeでできそうな筋トレ方法を探し実践しています。
始めるまでは「面倒くさいなあ…」と思うのですが始めると体がポカポカしてじんわりと汗が出てくるのを感じると達成感が生まれるのでいいリハビリになっているのかなと感じています。
うつ病患者には「○月までに○㎏痩せる!」というダイエットの仕方は向いていないと思っていて、「最終的には○月までに○㎏痩せることができたらいいな」という軽い目標にする方が続くと思っています。
毎日筋トレをするという目標を立てていても体調の悪い時は必ずあるし、なかなか成果が表れないと自分を責めてしまうからです。
自分を追い詰めて苦しまないためにも目標は小さく軽めにすることをお勧めします。
以上が私のあったか~いものでした!
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
この10年で変わってしまったもので真っ先に思い浮かぶのは実家前の景色です。
実家は祖父母と同じ敷地にあり、別々の家に住んでいますが10秒あれば行き来できる距離にあります。
祖父母は農家をしており、実家のカーテンを開ければ前には美しい田んぼと畑が広がります。
以前までは畑には様々な野菜が作られており収穫時期になれば私たちに渡してくれ、稲刈り時期になれば毎年できたてのお米が食べられるという非常にありがたい状況の中にいました。
そんな祖父母はこの10年で、祖父は歩行器での歩行になり、祖母はアルツハイマー型認知症になりました。
祖父母がこまめに手入れをしていた田畑はあっという間に荒れて、実家前の景色は”草”となってしまったのです。
今まで綺麗な状態が当たり前だと思っていた田畑が変化してしまい、あの景色は祖父母のおかげで見ることができていたんだと実感しました。
今年の冬休みは畑の草刈りをしようと家族で計画しています。今度は私たちが祖父母にきれいな景色を見せてあげる番ですね。
逆に変わらなかったことは私自身。
10年前と比べると背丈も変わらないしファッションも劇的な変化があったわけでもありません。基本外に行くときは上下ジャージのことがほとんどだし、メイクも特別な時しかしません。悲しむべきか喜ぶべきか見た目は10年前と変わっていないことでしょう。
好きなことである歌を聴きくことや歌うこと、好きなアーティスト(私はEGOISTというアーティストのファンです)も何一つ変わっていません。
22歳=輝いている大人だと思っていた10年前の私。
年齢だけ見れば大人だけど中身は何も変わっていないと教えてあげたいです。
変わったことを1つあげるとすれば、考え方かもしれません。
うつ病になり絶望し、周りより何年も遅れて社会人になるというのは初めは恥ずかしいことだと思っていました。
ですが、医師の「1,2年の遅れは大したことないよ」という言葉にハッとし、心が軽くなったのを覚えています。
私は私のペースで進んでいこうと思えたのはうつ病を経験した今だからこそ考えられることだと思います。
この経験は無駄じゃない、新しい考え方を与えてくれたきっかけとなりました。
少しずつ少しずつ前を向いて歩いていきたいです。
以上が「10年で変わったこと・変わらなかったこと」です。
本日はこの辺で失礼します🌼
実兄との関係‐性被害を受けた過去‐
私と兄の関係は正直言ってあまり良くありません。
理由はいくつかあるのですが、一番の理由は小学生の時にうけた性的行為が原因です。
私が小学生1,2年の頃に負った傷は22歳になった今でも深く残っています。
どうしてあの時抵抗しなかったの?と自分を責めることがいまだにあります。
ですが起こってしまったことは消せません。
辛い思い出は背負って生きていくしかないのです。
忘れることは絶対にできないから。
どんなに忘れようとしても、ふとした時に思い出すのはあの時のこと。
自分の身体が汚らわしいと感じることもあります。
でも、そんな自分を受け入れて、これからの自分を大切にしていくしか救いの道はないと思います。
自分を否定し続けるのがどんなに苦しく悲しいか、生きる希望をなくすことがどれだけの絶望感に飲み込まれるのかを私はうつ病になって知りました。
もし、同じような経験にあい、同じような思いを抱き苦しんでいる方がいらっしゃるのであれば、どうか今の傷ついた自分を受け入れ「自分の身体は自分しかコントロールできない、誰にも支配できない」と心の中で呟いてみてください。
気をつけてほしいのは、忘れようと努力することと自分を責めること。
余計に当時を思い出し苦しくなるためです。
私は当時のことについて兄に問い詰めたことはありません。
謝罪されても許すことは到底できないし、私自身が望んでないからです。
兄にはあの時のことを一生背負ってほしい。
私から心を開くことはこの先ないであろう、そう思います。
下↓の日記に詳しく当時のことを記しています。
自己紹介
はじめまして、いのりと申します。
私は田舎生まれの田舎育ち22歳の大学生で、保育について学んでいます。
18歳の頃にうつ病と診断を受け約2年間は布団で過ごしたといっても過言ではありません。
いつも頭の中は不安でいっぱい。
早く消えてしまいたい、未来に希望はないと思い続けて3年が経ちました。
それでも生きている自分に対して、心も体もボロボロだけど生きてみようかなと思えたのはつい最近のことです。
たとえ薬を毎日欠かさず飲んでいたとしても、自分が「生きたい」と思わない限りうつ病は緩和していかない。
最後には自分の力が大切になってくることを知りました。
うつ病で苦しんでいる方々、暗闇ばかりが広がっていると思いますが一緒に前へ進んでいきませんか?
一歩ずつ半歩ずつでも構わないんです。
「生きてみたいな」と思えるだけでも、うつ病から抜け出すきっかけになると私は思います。